The Governess （1998英）
視姦
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海外版ビデオ・DVD発売／日本版ビデオ・DVD発売
ドラマ／115 min.
監督・脚本：サンドラ・ゴールドバッハー
Sandra Goldbacher
共演
ミニー・ドライバー Minnie Driver
トム・ウィルキンソン Tom Wilkinson
ハリエット・ウォルター Harriet Walter
フローレンス・ホース Florence Hoath
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| 参照リンク |
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| あらすじ |
聡明なロジーナ（ミニー・ドライバー）は、父が借金を残して死んだため、ユダヤ人であることを隠しキリスト教徒風に名前もメアリーと名乗って、金持ちの家に住み込みの家庭教師として働きに出る。辺鄙な片田舎でキャベンディッシュ家の娘クレメンティーナ（フローレンス・ホース）に勉強を教えるだけの生活は孤独だったが、当主リチャード（トム・ウィルキンソン）の写真の仕事を手伝ううちに、不倫の恋に落ちてしまう。リチャードの息子ヘンリー（ジョナサン・リース・マイヤーズ）も加わって、父子と女家庭教師の三角関係の行方は…
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| 管理人コメント |
まず邦題がヒド過ぎ…（つっぷし）。ビデオのジャケットには、『視姦（無修正版）』 『先生の恥ずかしい姿が…』 『女教師と父と息子！禁断の三角関係が疼く官能大作！！』 ともうポルノ映画館の呼び込み文句のようなコピーが踊り、上にありますようなのぞき目線の鍵穴エロ写真がのってます。これにだまされてオカズにしようと借りた純情なる性少年には同情の念を覚えます。これはそういう話ではありませんのでご注意を。日本でこんな扱いを受けていると知ったら監督さん泣くでしょうね…。ちなみに原題
『The Governess』 は、『女家庭教師』 という意味です。このままにしておいてくれればヨカッタのに…（しくしく）。
ジョナサン演じるヘンリーはメインのキャラではありませんので、初登場するまでの約40分、ミニー・ドライバーのおへちゃ顔を延々見せられるハメに（ぐったり）。しかし、待った甲斐あってジョナサンはそれはそれは美しゅうございます。ジルベール・ブラウスをひらひらとなびかせ妹と戯れるさまは夢のよう（うっとり）。ブラウスがちょっと大きめで、ゆったりとした襟元から常に柔肌がのぞいているのが萌え。衣装さんもニーズというものを心得ていらっしゃる。女教師よりも妹よりもはるかに妖艶可憐なヘンリーは、登場シーンからナニやら挙動不審かつアヘン中毒者のような狂気の眼差しで周りを翻弄しています。
ヘンリーが変人である、というのは彼がおへちゃ女教師に恋をするという時点で決定的に。こんなムチャクチャな設定、一体だれが考えたんでしょうか。とにかくヘンリーはこのおへちゃ女に夢中で、彼女の部屋に忍び込んでベッドの匂いをかぐというご乱心ぶり。「マ、マイヤーズさん、お気を確かにッ」と叫びたくなります。
さて、常々ヨーロッパの俳優の露出度について語らせていただいておりますが、本作では女は胸もろくに見せないのに男二人は一糸まとわぬ姿に（!!
→ばったり）。オヤジはどうでもいいですが、ジョナサンは水蜜桃のような世界一の美尻をご披露（はー。生きててよかった〜）。モモ子がモモ子たる由縁です。ビデオ屋で借りる時、少々恥ずかしい思いをしても、これを見れば全て報われますかと。
そして、おへちゃ女ロジーナが屋敷から出て行くシーンでは、切ない恋心を吐露するヘンリーから青白いオーラが放たれております（青ライトを当てているだけ、などとおっしゃらずに。とにかく天使も裸足で逃げ出す神々しさ）。ロジーナの手にすがりつき、「行かないで！愛してるんだ！」と哀願するヘンリーを振りきって去っていくロジーナも大したものです（おへちゃのくせにッ#）。捨てられて呆然とするヘンリーの表情は秀逸。抑えた目だけの演技で上手く傷心を表現し、こっちも胸がつぶれんばかり。しかし、まだまだこんなものでは終わりません。その直後に、全裸ヘンリー海泣きシーンがひかえております。失恋で悲嘆にくれてのたうち回るヘンリーとは別の理由でのたうち回る腐女子一同がほらここに。
日頃から「自分は労働者階級出身」と言って、古着やラフな格好を好むジョナサンですが、持って生まれた気品は隠せません。やはり瀟洒な雰囲気の中で特権階級の子弟を演じるのが良く似合います。しかしあれですね。こういうクラシックな服装だと脱がせる楽しみがありますね（←エロおやじ）。
大きなビデオ屋さんならあると思いますが、店によってはかなり怪しげなセクションに分類されている可能性もあります。私的にはお奨めですので、勇気を出して店員さんに聞いてみるなり頑張って探して鑑賞してくださいませ。
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