B.Monkey (1999英)
Bモンキー
2003年 日本劇場公開/日本版DVD・ビデオ発売
ロマンス・スリラー/94 min.

監督:マイケル・ラドフォード Michael Radford
脚本:Andrew Davies, Chloe King

共演
アーシア・アルジェント Asia Argento
ジャレッド・ハリス Jared Harris
ルパート・エヴェレット Rupert Everett
イアン・ハート Ian Hart
参照リンク
・日本発売元 松竹
IMDb
TSUTAYA Online
・原作 B.モンキー
・海外サイト フランス
あらすじ
『ビー』ことベアトリス(アーシア・アルジェント)は 『Bモンキー』の名で知られる宝石泥棒で、ブルーノ(ジョナサン・リース・マイヤーズ)と組んで悪名をはせていた。仲間のポール(ルパート・エヴェレット)と3人で家族のように暮らしていたが、ビーは泥棒稼業から足を洗うことを決意。そんな時、小学校の教師アラン(ジャレッド・ハリス)と出会い恋に落ちる。二人は一緒に暮らし犯罪とは縁のない生活を送ろうとするが、ビーの過去はそう簡単に清算できるものではなかった…

管理人コメント(ネタばれあり)
話はイギリス版ニキータという感じで、最初のほうで大体のストーリーが予想できますが、ビー役アーシア・アルジェントのラテン系の濃いー顔としゃべりで、なかなかド迫力の展開。ヨーロッパの俳優の露出度には感心させられますが、このアーシア姐さんも呆気にとられるほど潔い脱ぎっぷり。濃いー美人ですが侠気(おとこぎ)もあるため、あまり女子に嫌われることはないと思います。

ジョナサンは意外と出番が少ないですが、物語の鍵ともいえる重要な役割です。とにかくこの頃はお色気垂れ流しで、画面に映っているだけで震えがくるほど。もう文句なく美しく、はらりと垂れる前髪の間からのぞく瞳がキョーアク。居心地悪そうに爪を噛んだり、キレて車をぶっ壊したり、女の子の口まねを女の子よりカワイクしたりと、ヤク中で分裂症気味のあぶねー少年をうまく表現してます(つーか可愛すぎますよ。ほんと)。

どうもるぱ様演じるポールの恋人という役どころのようで、冒頭 2人がぴっとり抱き合ってのダンス・シーンは画面かぶりつきの垂涎もの。るぱ様の腕の中で幸せそうに笑うジョナサンには、かつての耽美俳優るぱ様もイチコロ(死語)か。ついでにこのブルーノ君、未成年にあるまじきエロゼリフをはいて、管理人含む腐女子一同を飛び上がらせました。

しかし良くわからないのですが、ブルーノの誕生日に 2人は決裂、ポールはブルーノを家から放り出してしまいます。ブルーノが夜中にポールの家のドアをバンバン叩いて「ポール!開けろー!」などと叫ぶのが切なくて萌え。そして、ブルーノはポールよりも誰よりもビーちゃんを愛しているんですって(はぁ?)。この映画は編集段階で色々と問題があったらしく、だから公開も遅れたのですが、全体的に話の展開が唐突で、登場人物たちの心情や動機がわかりにくいかもしれません。とにかく、ラストでジョナサンが銃を構えたまま見せる泣き顔は必見(←いぢめっ子)。

日本では2003年5月10日から全国劇場公開。『トリプルX』 のアーシア主演作ということで、お蔵入りを免れたようです(嬉)








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